てんかんの副作用への対応について

てんかんの治療に用いられる抗てんかん薬は、高い治療効果を期待することもできますが、いくつかの副作用が発症してしまう可能性もあります。抗てんかん薬の種類によって引き起こされる副作用は異なってきますが、頭痛や吐き気、発疹などが代表的です。まれに重篤な症状がでることもあり、肝機能障害や血球の減少を招いてしまうこともあります。
てんかんの副作用には服用後わりと早い段階で症状が現れる急性の症状と、薬を服用し続けることで現れる慢性的な症状の2種類があります。急性の副作用は発心が急速に広がるなどわかりやすい症状があらわれますので、すぐに服用を中止し、医師の診断を仰ぐという対応をとることができます。特にてんかんの場合は薬の服用を中止することで発作が誘発されることがありますので、できるだけ早い段階で医師に相談することが重要です。
慢性的な副作用に関しては、徐々に症状が出現してくるという特徴がありますので、発見しづらいのが難点です。初期の段階では自覚症状も乏しいこともあり、本人が気付かないうちに症状が進行しているというケースもあります。したがってこのような副作用への対応としては、定期的な血液検査をしっかりとおこなうという方法が最も確実です。
また抗てんかん薬を用いる小児のてんかん治療の場合にも、定期的な血液検査が副作用や効果的な治療への対応として必要不可欠です。小児の場合成長に伴って体重も増えるので、それに合わせて薬の量も調節しなければいけません。しかも小児の場合は何らかの症状が現れても上手く伝えられない可能性もありますので、血液検査や血中濃度の測定をとおして客観的に判断することがとても重要になるのです。